IPOは新規公開株のことを指します。未上場企業が新規株式を証券取引所に上場するのです。その結果、投資家たちが新たな株式を取得することができます。投資については分からないという人も多くいます。今回は新規公開株に関することについて紹介していきます。IPOについて知りたい人はチェックをしてみてください。
●IPOとは?
先述したように、新規公開株のことを指します。企業によっては上場することによって金融市場から資金調達をすることも可能となっているのです。それだけではなく、上場によって会社の知名度や社会的な信用を高められます。
上場は必ずしもしなければいけないわけではありませんが、社会的に認められることを目標にしている企業もあります。新規公開株にはメリットも多くありますが、注意点がまったくないというわけでもないのです。
●IPO投資の魅力
新規公開株の魅力として、取引手数料が無料となっています。既に公開されている株のやり取りをする場合は手数料がかかるので、この手数料無料は大きなメリットと言えます。そして、上場後の株価が飛躍している銘柄が多いというのも魅力のひとつです。上場したから株価が飛躍するというわけではありませんが、投資家にとっては新規公開株の取引はチャンスだという人も少なくありません。
そして、最大の魅力が公募価格が割安に設定されることが多いというものです。新規公開株と聞くと、売り出し価格も高いのではないかと考える人がいるでしょう。しかし、実際の新規公開株は割安で設定されることが多いのでコストを抑えて購入することができます。
ただ、あくまでも割安に設定されることが多いというだけであり、必ずどの銘柄も割安設定されると思いこまないようにしましょう。割安設定が多いということですが、企業によっては新規公開株でも意外と高めに設定されていることもあります。
●IPO投資の注意点
新規公開株は魅力ばかりだと思いがちですが、実はそうでもありません。なぜなら、株価が一方通行状態であり、安定するまでに半年ほど時間がかかるケースがあります。それだけではなく、バリエーションが把握しにくいという注意点があります。新規公開株は投資家にとってチャンスではあるのですが、株価が不安定という点を考えると、勇み足になりきれない状況も持っているのです。株価の不安定さ、そして安定までの日程がもっと短ければ、ある意味怖いものなしと言ってもいいかもしれません。
ただ、注意点ばかりに気を取られていても投資はできません。ある程度のリスクは覚悟をしておくべきなのではないでしょうか。注意点はありますが、それを知っても補えるだけの魅力があるのも事実ですので、前向きに考えることをおすすめします。
新規公開株はある程度社会的信用がある企業がほとんどなので、取引を前向きに考えてもいいのではないかと思われます。ただ、投資には必ずしもリスクがつきものであることを覚えておきましょう。